ニュースフラッシュ
バングラデシュ独立28周年で祝電/金永南委員長
WHO東南アジア地域副局長が訪朝
アジア・オセアニア青少年アイスホッケー平壌で開幕
南の失業率8.7%、最悪値を更新/失業者178万人
現代自動車労組、スト突入へ/シート工場閉鎖に抗議
雇用安定阻む経総の「指針」は不当/南の2労組
民族の歴史否定する南の漢字併用/社会科学院言語学研
バングラデシュ独立28周年で祝電/金永南委員長
23日発朝鮮中央通信によると、最高人民会議常任委員会の金永南委員長は、バングラデシュ独立28周年に際してシャハブディン・アハメド大統領に祝電を送り、両国間の親善協力関係が一層発展するものとの確信を表明した。(朝鮮通信)
世界保健機関(WHO)東南アジア地域局のサムリ・プリアンバンチャン副局長一行が20日、平壌に到着した。
一方、16日から訪朝していた堂本暁子参院議員一行が20日、帰国した。(朝鮮通信)
アジア・オセアニア青少年アイスホッケー選手権大会が20日、平壌で開幕した。開幕式では国際アイスホッケー連盟(IIHF)のヨハン・ドビダ理事が開幕の辞を述べた。大会には共和国、台湾、ニュージーランド、南アフリカが参加、リーグ戦方式で試合が行われる。 (朝鮮通信)
南朝鮮の統計庁は19日、2月の雇用動向をまとめ、同月末現在の失業率が8.7%(前月比0.2ポイント増)、失業者数は178万5000人(同2万3000人増)に達したと発表した。
数値はいずれも4ヵ月連続で上昇しており、1982年7月の月別調査開始以降、最悪の数値を更新し続けている。就職活動をあきらめて不安定な日雇労働を選ぶ人が増えたことや、卒業シーズンにもかかわらず、企業側の採用制限で大・高卒予定者の就職状況が厳しいことなどが要因。
南朝鮮・現代自動車の労働組合は19日、近くストライキに入ることを決定した。会社側が、約600人の従業員を抱えるシート製造・取付工場を閉鎖し、他部門に統廃合する方針を打ち出したのに抗議するもので、スト突入の賛否を問う投票を実施した結果、労組員約2万3000人のうち80.9%が投票、76.8%が賛成した。
「韓国経営者総協会」(経総)が19日にソウルで開いた企業人対象のセミナーで、労使間協約を結ぶ際に別途の雇用安定協約を結ばないことや、整理解雇が経営上やむを得ない場合にも、雇用安定に関する細かい条件を労使間協約に盛り込まないことなどを促す「指針」を発表したのと関連し、全国民主労働組合総連盟は同日、声明を発表し、「この『大量失業時代』に雇用安定協約を結ぶなというのは、労使関係を悪化させるものにしかならない」と非難。労働者の生存権を脅かす不当な主張には絶対に同意できないと指摘した。
「韓国労働組合総連盟」も声明で「経総の方針は労使間交渉を意図的に回避するもので、労組側の団体交渉権や争議権への干渉だ」と述べ、雇用安定や賃金引き上げなどの諸要求を企業側が受け入れるよう、交渉を粘り強く続けると述べた。
朝鮮社会科学院言語学研究所スポークスマンは18日、南朝鮮当局の漢字併用政策と関連して談話を発表し、日本文化の全面開放を許可し、国の領土と領海を売り渡しただけでなく、朝鮮語と漢字の併用の政策化まで行ったことは、民族の歴史を否定する許し難い行為だと非難した。