共和国の主張・論調
南朝鮮執権者の「安保」論理は同族反対の戦争論理/(11日発朝鮮中央通信)
南朝鮮執権者は8日の陸軍士官学校卒業式の席上、朝鮮半島の冷戦終結問題に触れ、「強力な安保態勢を土台に北が武力挑発できないようにし、こうした態勢に基づいて北の肯定的な変化を積極的に包容することで、朝鮮半島を安定させるべきだ」と述べた。
この「安保」論理は、今日の朝鮮半島情勢や、平和と安定、民族大団結と同胞の統一志向から見ても納得できない。数百億ドルの軍備増強を目標とする「安保態勢」の確立が、朝鮮半島と周辺情勢の激化、戦争勃発の要因として作用するのは明らかで、「安保」論理は同族に反対する戦争論理だ。
米日との結託強める南の「西太平洋訓練」参加/(13日発朝鮮中央通信)
米第7艦隊司令部の主管で15日から来月3日までグアム近海で行われる「1999年度西太平洋訓練」に、南朝鮮海軍が初参加することが発表された。訓練には護衛艦や潜水艦を派遣するという。南当局は近年、米国主導のリムパック環太平洋合同軍事演習に参加するなど演習の幅を広げ、今回は「西太平洋訓練」にまで参加するが、これは南当局者が米日との軍事結託を強め、北侵準備を多角的に進めようとするものだ。