共和国の中央科学技術通報社が多角的情報サービス
4日発朝鮮中央通信によると、共和国の中央科学技術通報社では最近、多角情報サービスを活発に行っており、共和国の科学者、技術者の活動に大いに役立っている。
同社では、内外の科学技術情報資料を収集して分析・加工し、全国の科学者、技術者への情報サービスを定期的に行っている。
情報サービスはコンピューターネットワークと情報出版物の注文という形で行われている。経済各単位を結ぶコンピューターネットワークを通じた電子メールサービスを行っているほか、「新技術ニュース」「実用技術資料」「新技術情報」など多くの情報出版物を通じて内外の科学技術の成果も広く普及させ、注文に応じたサービスも行っている。技術輸出入取引、合弁に必要な貿易情報サービスも行っている。
同社では現在、数多くの科学技術資料を毎年、分析・加工している。ここには、科学技術分野を対象に、国内で発行される雑誌と学報、未発表のアイデア、技術革新案、様々な展示会や学術討論会の資料が整理されている。
さらに、国際科学技術情報センターや世界知的所有権機関(WIPO)をはじめとする国際機関、特許協力条約(PCT)のような様々なルートを通じて、海外の情報資料も収集。定期的に入手されるCD−ROMによる情報サービスも行っている。
同社では、情報サービスの専門家を育成する博士院を、専任と通信の教育システムで運営しており、コンピューター利用者の技術を高める多様な講習も行っている。(朝鮮通信)