共和国で３０万倍の電子顕微鏡が完成

　２月２８日発朝鮮中央通信によると、共和国でこのほど、３０万倍の電子顕微鏡が完成した。

　この電子顕微鏡は、最先端の科学技術による電子光学システム、真空排気・冷却システム、自動制御装置などを装備。金属や微生物細胞などの組織を３０万倍に拡大して観察することができ、撮影やコンピューターへの記憶も可能だ。

　電子顕微鏡を完成させたのは、大同江試薬会社の研究チームに所属する若い科学者、技術者たち。電子光学システムの設計プログラムの開発などを６ヵ月という短期間で完成させた。これによって共和国では、細胞・遺伝子工学や、新素材の開発、超マイクロ加工など、最先端の科学技術の研究をさらに発展させられるようになった。（朝鮮通信）