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第16回ケナリ美術展/京都


 京都在住の在日朝鮮人美術家による美術展「第16回ケナリ展」(主催=在日本朝鮮文学芸術家同盟美術部京都支部)が2月24〜28日、京都市の京都市国際交流会館で行われ、同胞と日本市民ら450余人が訪れた。

 今回出品したのは18人で、朝鮮画、油彩、水彩、銅版画、彫刻など全32点の作品が展示された。

 古典的な物から現代的な物まで、様々なチマ・チョゴリを描いた「風」の作者金有美さんは、「日常生活でもっとチマ・チョゴリを着る機会がたくさんあればとの思いを込めた」と話す。

 そのほか、共和国の風景や総聯の活動をテーマにした作品、同胞の暮らしに密着した作品など、民族情緒溢れる意欲作が展示され、好評を博した。