「人口300万人減」はねつ造/共和国水害対策委員会、南の情報機関を非難
【1日発朝鮮中央通信】共和国水害対策委員会スポークスマンは、南朝鮮の情報機関が最近、共和国に対する国際的な人道支援を破たんさせる目的で、共和国でこの4年間、300万人が餓死したという噂を流していることと関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
南の情報機関は噂に「信ぴょう性」を付与させるため、共和国の「社会安全省の人口調査結果」なるものをあげ、1995年に2500万人であった人口が98年には2200万人に減少したことが確認されたとか、飢餓がこのように深刻であるにもかかわらず、支援食糧のほとんどが軍隊に転用されているので、国際的な人道支援の効果はないなどという「資料」や「分析」まで付け加えた。
共和国で行われた最新の人口調査は、中央統計局が93年に国連人口基金(UNFPA)の協力のもとで実施した一斉調査であり、その結果、当時の人口は2121万3000人で、人口自然増加率は1.5%と集計された。この自然増加率から計算すると、共和国の人口は2000年に2300万人規模に至ることになる。(朝鮮通信)