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大阪で「日本・インド・朝鮮をむすぶ夕べ」


 金正日総書記誕生57周年を記念し、「日本・インド・朝鮮をむすぶ夕べ」(主催=キムジョンイル著作研究会全国連絡協議会全国事務局)が9日、大阪市のアウィーナ大阪で催された。同協議会の多田恵代表、「日朝国交正常化早期実現を求める大阪府民の会」の有本幹明事務局長、日朝音楽芸術交流会の小笠原美都子会長をはじめ、近畿地方の日本各界人士百余人が参加し、朝鮮社会科学者代表団(団長=林会成・朝鮮社会科学者協会副委員長)とインド代表団(団長=ビシュワナス・インド・チュチェ思想研究学会書記長)、総聯大阪府本部の呉秀珍委員長が招かれた。

 同協議会の家正治・代表発起人が主催者を代表してあいさつし、仏教大学の水谷幸正教授、林団長、ビシュワナス団長がそれぞれ講演した。

 林団長は講演で、共和国人民は経済建設を強盛大国建設における重要な課題に挙げ、年初から電力、石炭、輸送、金属、農業の主力5部門で成果を上げていると指摘。また、チュチェ思想の研究普及活動は、朝鮮と日本、インドの人民同士の友好発展に大きく寄与するだろうと強調した。

 参加者たちは、日本政府に共和国敵視政策を是正するよう求める声を高めるとともに、日朝国交正常化の早期実現を目指して精力的な活動を続けていくことで意見の一致を見た。