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金正日総書記の誕生57周年/共和国各地で記念行事


 金正日総書記の誕生57周年を祝う記念行事が平壌をはじめ共和国各地で行われた。

 15日、平壌の4・25文化会館では慶祝中央報告大会が開かれ、最高人民会議常任委員会の金永南委員長ら党と国家、軍の幹部と海外同胞らが参加した。

 洪成南総理が報告し、総書記が30余年間、朝鮮労働党と朝鮮革命を指導し、多くの業績を積み上げたことについて言及。とくに思想論理活動において、チュチェ思想を体系化して現代の指導思想として発展させたことは、世紀に輝く功績であると指摘した。

 また政治と軍事、経済と文化の各分野で飛躍的な前進を成し遂げ、思想の強国、政治の大国、軍事の強国としてチュチェ朝鮮を建設したことは、総書記の政治が全面的に具現された結実であると強調した。

 そして、われわれの社会主義がいかなる狂風にも揺らぐことなく前進するとともに、朝鮮が自主、自立、自衛の社会主義強国として輝いているのは、総書記の自主政治なしには考えられないとしながら、強盛大国建設のための転換的局面を開き、「苦難の行軍」を楽園の行軍へとつなげなければならないと語った。

 また総聯中央の徐萬述第1副議長が祝賀演説した。

 16日、平壌の青年中央会館で青年学生の夜会が開かれ、市内の各劇場では慶祝公演が催された。

 14日には人民武力省の宴会が、12日には2・16記念舞台「人民の幸福の道に刻まれた偉大な指導」、平壌市青年学生の詩と歌の集いなどがそれぞれ行われた。

 

朝鮮労働党が宴会

 朝鮮労働党中央委員会は16日に宴会を催し、ロシア平和・統一党代表団、バングラデシュ人民連盟代表団、イタリア統一共産党代表団、シリア・バース・アラブ社会党代表団、アイルランド共産党書記長、チュチェ思想国際研究所理事長一行、日本教職員日朝友好親善代表団をはじめ外国客が招待された。

 党中央委員会政治局委員候補の崔泰福書記が演説し、祖国統一は朝鮮人民の最大の念願であるとしながら、われわれは総書記の指導のもと、祖国統一3大憲章と民族大団結5大方針を貫徹し、全民族の団結した力で祖国統一を必ず成し遂げるだろうと指摘した。

 また駐中朝鮮大使館で11日に宴会が行われ、中国共産党中央委員会政治局員の銭其●副総理と同党の載秉国対外連絡部長らが招待された。

 朱昌駿朝鮮大使と銭其●副総理が演説した。銭副総理は、朝鮮労働党と朝鮮人民が金正日総書記の指導のもと、社会主義建設を推し進め、祖国の自主的平和統一を達成し、朝鮮半島と世界の平和、安全を守る偉業で必ず大きな成果を勝ち取るものと信じると述べた。

 一方、万永祥・駐朝中国大使も同日、白南淳外相らを招き大使館で宴会を行った。演説した万大使は、今年は中朝外交関係樹立50周年にあたる年だが、これは伝統的な中朝友好の年代記に特筆すべき道標であり、両国間の友好関係を新しい段階へと発展させる契機になろうと語った。

 駐ロシア朝鮮大使館でも同日、宴会が行われ、ロシア国家会議地政学問題委員会のミトロパノフ委員長、ロシア・朝鮮友好連携議員団のポノマリョフ委員長をはじめ国家会議の代議員など各界人士が招かれた。

 

キューバ、カンボジアから祝電

 金正日総書記に15日、キューバ共産党第1書記で国家評議会議長のフィデル・カストロ・ルス首相が祝電を送り、社会主義建設の共同事業を遂行する過程で結ばれた両国、両人民間の兄弟的な友好協力関係は日増しに強化発展するものと確信すると指摘した。

 一方、カンボジアのノロドム・シアヌーク国王は1日に祝電を送り、共和国がカンボジアの民族解放を目指すたたかいと民族独立を守り、国の全般的発展のための事業に多大な支援を送ってくれたことを決して忘れないとしながら、朝鮮の自主的平和統一を目指す総書記の政策を支持すると強調した。(以上朝鮮通信)