黄海製鉄連合企業所で酸素熱法溶鉱炉の操業式
酸素熱法溶鉱炉の操業式が14日、黄海製鉄連合企業所で行われ、洪成南総理をはじめ、中央と地方の関係部門の活動家たちが参加した。
操業式では、酸素を用いた製鉄法の研究と開発、工業化に大きく貢献した同製鉄所の科学者、技術者、設計者、労働者に送る朝鮮労働党中央委員会の祝賀文が伝達された。
党中央委は祝賀文の中で、主体的な製鉄法を完成させて、国の金属工業と社会主義経済の発展に積極的に貢献したことを高く評価。今後は製鉄所の物質技術的土台を一層強化し、生産工程を現代化させ、より多くの鉄鋼材を生産しなければならないと指摘した。
共和国の原料と燃料、独自の技術で製鉄法を完成させたことは、金属工業の自立性を高め、人民経済全般を発展させるうえで重要な意義を持つ。同製鉄所の労働者と科学者、技術者は、国の経済状況が厳しく、すべてが不足している条件下でも、溶鉱炉の設計と施工、運営における科学技術的な問題を解決し、短期間に操業を保障することができた。(朝鮮通信)
【注】酸素熱法は、溶鉱炉に酸素を注入して溶鉄の酸化を促進することで、製鉄、製鋼など冶金工程を早める方法で、金属生産を高めるのに有効。