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金正日総書記誕生57周年祝賀在日本朝鮮人中央大会


 金正日総書記の誕生57周年を祝賀する在日本朝鮮人中央大会が15日、東京・北区の東京朝鮮文化会館で開かれ、在日同胞と総聯の活動家らが参加。総聯中央の許宗萬責任副議長が報告した。大会2部では、同胞芸術家、学生らによる祝賀公演が行われた。

 許宗萬責任副議長は報告で、金日成主席の逝去後、5年間の苦しい道程を導いてきた金正日総書記の業績について改めて指摘した後、次のように述べた。

 総書記は新年の共同社説を通じ、共和国が今年、「苦難の行軍」から楽園の行軍に移行し、強盛大国建設のための進軍を始めたと宣布した。

 国力が強く、すべてが栄え、人民が何の心配もなく暮らせる強盛大国の建設は、総書記の確固不動の決心であり意志である。

 昨年の初の国産人工衛星「光明星1号」打ち上げ成功からも分かるように、共和国には自立的民族経済のしっかりした土台と世界的レベルの科学的土台があり、一時的に困難な状況にある経済問題さえ解決すれば名実ともに強国に仲間入りできる。

 そのために総書記は、国際反動の政治、経済、軍事的な圧力の中でも1日も早く国の経済を立て直し、人民の生活問題を解決することが強行軍の目的だとしながら、全国各地で現地指導を続けている。

 とくに昨年から今年にかけては電力、鉄鋼、機械工業、農業、科学などの経済部門を重点的に指導している。

 共和国人民はこの指導に従い、経済問題解決に全力で取り組んでおり、年初から各部門で多くの成果が出始めている。

 農業部門でも、食糧問題を解決するための確固たる展望が開かれつつある。

 共和国では当面、来年の朝鮮労働党創建55周年(10月10日)を目標に経済問題で大きな前進をもたらし、次には総書記の誕生60周年を迎える2002年まで再び大躍進を起こす計画で、総進軍を続けている。

 今、総聯と在日同胞には、強盛大国建設のための共和国人民の総進軍に歩調を合わせ、在日朝鮮人運動で新たな転換を起こす課題が示されている。

 運動発展の要求から見ても、試練に満ちた環境からも、今年の総聯活動の展開如何は、在日朝鮮人運動と同胞の前途を大きく左右するだろう。

 こんな時こそ指導者の周りに一心団結し、新世代をはじめとしたより幅広い同胞を総聯組織の周りに結集させ、強力な大衆的愛国組織に整えていくことに力を入れなくてはならない。

 そして同胞の生活と権利を守り、祖国統一実現のために尽力し、祖国の強盛大国建設に寄与し、対外活動にも力を入れていこう。