同胞結婚相談所活動家会議
同胞結婚相談・地方センターと県相談所活動家の会議が9日、中央センターのある東京・文京区の朝鮮出版社会館で行われ、各地方センターの活動家らが参加。今年度の事業方向について話し合った。3月からスタートさせる「テレビ電話お見合い」など新システムのデモンストレーションも行われた。
総聯中央の徐萬述第1副議長があいさつし、同胞結婚相談所の5年間の活動成果について述べた。
続いて中央センターの魏正所長が報告。今年度の事業は(1)新しく導入されたコンピューターオンラインとテレビ電話システムを大いに活用し、「チョンシル・ホンシル」登録会員数を拡大する(2)「出逢いのパーティー」などのイベントを新しい世代の青年たちのニーズに合わせて多彩な形式と方法で企画する(3)同胞の婚礼に関するニーズに応える(4)結婚相談事業を全同胞の関心の中で展開するためにも宣伝活動を強化する(5)地方センターと県相談所の役割と機能を高める――ことを柱にして進められる。
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同胞結婚相談所は、来月23日で設立5年目を迎える。
現在、7つの地方センターと34の県相談所を拠点に「同胞による同胞のための」結婚コンサルタント事業を全国的なネットワークで展開し、大きな成果を上げている。
この5年間で中央と各地方センターに寄せられた結婚相談件数は2万8000余件にものぼる。そのうちの40%が民団や中立・無所属の同胞たちだったことからも、結婚相談所の役割の重要さがうかがえる。
また、センター独自の人物紹介システム「チョンシル・ホンシル」登録会員数はこの5年間で8000余人と着実に増えており、お見合い件数は7800余組、「出逢いのパーティー」などのイベントは105回企画した。これらの過程で1064組のカップルがゴールインした。
3月1日からは、中央センターだけに設置していたコンピューター・マッチングシステムを全国8ヵ所に設置する。各地方センターと県の相談所を繋ぐことによって、会員たちの出会いをより迅速に、より細やかにサポートし、幅広い出逢いの場を提供できるようになる。同時にテレビ電話システムも全国10ヵ所に設置されることにより、遠くの相手と気軽に見合いができるようになる。