ニュースフラッシュ
共和国で農業法を採択
コロンビアの地震で慰問電/最高人民会議常任委員長
「金泳三に選挙資金150億ウォン提供」/経済聴聞会で韓宝前総会長
ベネズエラ新大統領に祝電/最高人民会議常任委員長
日本政府の謝罪・補償求め小渕総理に書簡/朝鮮被爆者協会
地下鉄労働者4800人解雇案に抗議/ソウル地下鉄公社労組
米・南「RSOI」演習計画中止を/朝鮮平和擁護全国民族委員会
5日発朝鮮中央通信によると、共和国で農業法が採択された。同法は全6章、78条からなる農業部門の基本法で、農法の発展における原則的問題を包括し、農業の全分野に作用する。同法の採択は、農業の発展における成果と経験を法的に強固にし、現状に即して農業生産力を強化、発展させるうえで重要な意義を持つ。(朝鮮通信)
5日発朝鮮中央通信によると、共和国最高人民会議常任委員会の金永南委員長は、地震で大きな被害を受けたコロンビアのアランゴ大統領に慰問電を送った。(朝鮮通信)
「金泳三に選挙資金150億ウォン提供」/経済聴聞会で韓宝前総会長
南朝鮮の「国会」経済聴聞会で4日、韓宝グループの鄭泰守前総会長が証言し、1992年末の「大統領」選挙の直前、当時の与党・民自党候補だった金泳三に選挙資金として150億ウォン(約15億円)、同党に党費として50億ウォン(約5億円)を提供した事実を認めた。
同グループをめぐっては、97年1月に破たんした中核企業の韓宝鉄鋼が、選挙資金提供の見返りに大手銀行から巨額の不正融資を受けていたことが発覚。金泳三は事前収賄罪に問われる可能性があり、与党側は聴聞会出席を拒否し続けてる金泳三に、証人として出席を要求する構えだ。
共和国最高人民会議常任委員会の金永南委員長は2日、ベネズエラのフリアス新大統領に祝電を送り、両国間の協力関係が自主、平和、親善の理念に即して一層強化されるとの確信を表明した。また、3日発朝鮮中央通信によると、洪成南総理はスリランカ独立51周年に際してバンダラナイケ首相に祝電を送った。(朝鮮通信)
反核平和のための朝鮮被爆者協会は2日、広島と長崎で被爆し帰国した朝鮮人被爆者の要求を込めた抗議書簡を、小渕総理に送った。
同協会は書簡で、多くの朝鮮人が日本に強制連行されて苦役を強いられ、被爆までしたのは、日本の植民地政策と侵略戦争がもたらした結果であるが、ドイツや米、英、仏など各国政府が第2次世界大戦時の民間被害者に時効なしに謝罪と補償を続けているのに比べ、国交がないからといって過去の清算を何もしない日本政府の態度は余りにも対照的だと非難、被害者に対する速やかな謝罪と補償を訴えた。(朝鮮通信)
南朝鮮・ソウル地下鉄公社の労働組合は2日、ソウル市が発表した市内の地下鉄労働者4800人の整理解雇案に対し、「労働者の生存権を脅かす行為であり、地下鉄の安全運行にも支障を来たす」と抗議し、全面撤回を要求。整理解雇が強行された際にはゼネストも辞さないと主張した。
米・南「RSOI」演習計画中止を/朝鮮平和擁護全国民族委員会
朝鮮平和擁護全国民族委員会スポークスマンは1日、米国と南朝鮮が4月に大規模合同演習「RSOI」(収容・待機・移動・統合)を行うのと関連して声明を発表し、第2のチームスピリット合同軍事演習である「RSOI」の実施は、米・南の北侵戦争騒動が極限に達していることを示すものだと非難。実施計画の取り消しを求めた。(朝鮮通信)