兵庫・姫路西青商会が結成
兵庫・姫路西青商会が1月30日に結成された。これで、兵庫県青商会では県下すべての地域で地域青商会を結成したことになる(13)。全地域に地域青商会を結成したのは埼玉県青商会に次いで2つ目だ。
姫路市内で開かれた結成総会には、総聯兵庫・飾磨支部の盧武賢委員長、兵庫県青商会の崔英俊会長と、20〜30代の同胞ら30余人が参加した。
同地域ではこれまで、7年前に結成された西播初中アボジ会が、学校と民族教育の発展のため尽力してきた。そこで結成準備委では、青商会が西播初中の保護者層より下の年齢層をもターゲットにすることで、アボジ会を担う人材を育てようという方向で結成準備を進めてきた。
昨年9月からの経過報告を行った結成準備委員会の李富植委員長(36)は、「30代ばかりでなく、将来、西播初中に子供を通わせる20代後半の同胞もターゲットにし、朝鮮学校と民族教育に対する理解を広げたい」と述べた。
続いて李富植会長、朴英玉副会長兼幹事長(34)、金洙哲幹事長(31)ら10人の幹事が選出された。
青商会では年に1回、各地方組織が持ち回りで主催する全国的なイベント「民族フォーラム」を開いているが、今年は7月に兵庫での開催が決まっている。主催する兵庫県青商会では今年に入って実行委員会を結成し、フォーラムを豊かな同胞社会を築くための課題を示す場、青商会の過去と今後について話し合う場にしようと準備を進めている。具体的には、経済・教育などの分科会設置や、各地の会員をインターネットで結ぶシステムの研究発表などを計画している。