朝鮮コンピューターセンター/システム開発などで成果
平壌にある朝鮮コンピューターセンターが、コンピューター技術分野の総合的な研究開発の拠点として発展を遂げている。1月27日発朝鮮中央通信は、同センターの科学者、技術者が収めた成果について報じた。
彼らは生産工程制御・経営業務管理システムなど多くのソフトウェアの開発に成功、また電波探知信号や指紋画像処理、循環器系疾患の予防診断などの技術的な開発でも成果を上げた。
同センターにはシステム開発、経営管理・応用プログラム開発、マルチメディア開発などの基本研究開発部門と、これを支える技術部署が置かれている。開発環境はWindows95/NT、Mac OS 7・5以上で、開発言語はC言語、Visual Basic、Java、Power Builderなど。
同センターには、コンピューター技術分野の学位・学職取得者を養成する学士院、各部門の技術者のための講習所、大学分校などが備わり、800余人のスタッフが従事している。
同センターの対外業務を専門に行う朝鮮新興会社は、外国とのソフトやハードの共同開発、受注などを行っている。
同センターとの接触を希望する者は、電話850−2−18111(内線8825)、ファクス381−4707、テレックス5344slnhngkpを利用すること。(朝鮮通信)