商工人密着型の活動を/東京で商工連拡大会議


 在日本朝鮮人商工連合会理事会第26期第3回会議拡大会議が11月24日、東京・上野の朝鮮商工会館で開かれ、総聯中央の徐萬述第一副議長、商工連の梁守政会長、理事らが参加した。

 梁会長の開会の辞に続き、徐世教理事長が事業報告を行い、4月から続いてきた「4万名同胞商工人訪問運動」の成果に言及。21世紀に向けて、同胞商工人により密着した新たな活動方針を提起した。

 会議では、商工連のセクションを再編し、総務部、商工部、経営経理部、国際部、財政部の五つに加え、経済研究室を新たに設けることが決定した。

 また、今後の課題として(1)経理室の水準向上など、同胞商工人の企業権擁護と経営パートナーとしての活動を強化(2)同胞商工人の企業活動の環境作りに重点を置き、行政当局や中小企業関係省庁との交渉、経済団体や企業家との交流など、対外活動を強化83)セミナーの開催や「コリアンコミュニティ」(仮称)の運営、ホームページの開設など、文化宣伝活動を改善――することが提起された。

埼玉・南部商工会は制度融資セミナー

 「中小企業資金融資制度」(制度融資)について学ぶ、埼玉・南部商工会主催の商工人セミナーが11月22日、川口市の川口産業会館で開かれ、金昌守会長ら60余人が参加した。

 セミナーでは、川口商工会議所の所員が「県・市の制度融資について」、金剛保険埼玉支社の河秉根支社長が「これからの保険について」と題して講演。学んだことを今後の経営活動に生かしてほしいと訴えた。