男性は「経済」女性は「家事」/結婚に負担感じる理由――総理府調査


 日本の総理府が今年2月、18歳以上の男女を対象に行った世論調査によると、結婚に負担を感じている人のうち、男性では経済的負担を、女性では家事の負担を挙げる人の割合が高いことが分かった。

 全国5000人(既婚・未婚含む)を対象に、少子化や結婚についての意識を調べたもので、3530人が有効回答を寄せた。

 調査では「結婚に負担を感じるか」との問いには、5.8%が「非常に感じる」、30.5%が「どちらかと言えば感じる」と答えた。

 さらに、「どのような負担を感じるか」(複数回答)との問いには、これらの人のうち男性の68.9%が「経済的負担」を挙げ、女性は38.8%が「家事の負担」を挙げた。