東京で焼き肉料理コンクール


 第5回全国焼肉料理コンクールが14日、東京・京橋にある明治屋クッキングスクールで行われた。

 事業協同組合全国焼肉協会(江崎政雄会長)が主催しているもので、業界における調理技術のレベルアップが目的。今回は北海道から九州まで、各地の7つの繁盛店から料理人がエントリーし、自慢の腕を競い合った。

 内容は、石焼きピビンバ、チヂミ、サラダを2時間内に作り、味と見た目の美しさを競うもの。

 出場者らは会場にゴマ油が焼ける香りを漂わせながら、独自のアレンジをきかせた自慢の料理に腕を振るった。

 結果は、兵庫県の「芦屋高麗」から出場した姜義隆さん(35)が総合最優秀賞を受賞。そのほか、特別賞と料理部門別の優秀賞が発表された。

 姜さんは、「出場は2回目だが、レベルが上がっていると感じた。研究を重ねる必要性を実感した」と話す。また、初出場した「大昌園」(福岡)の朴英成さん(25)は、「出場の準備をする段階から料理を見直すことができ、有意義で楽しかった。今後も腕を磨いて行きたい」と話していた。