朝鮮の名勝地を映像で/CD「天下第一江山」来月販売へ


 朝鮮で独自に開発、製作されたCDロムソフト「天下第一江山」が、日本でも11月末頃から販売される予定だ。

 「天下第一江山」は、朝鮮の観光名所を映像と解説で紹介するソフトで、以前に製作された同様のソフトを新たに修正、改良したもの。平壌、白頭山、金剛山、妙香山の4章からなり、平壌市内の風景や自然あふれる名勝地、遺跡などを、270点の写真で公開している。朝鮮の歌謡・民謡10曲も収録されている。

 製作したのは、先月末に平壌で開かれた第10回全国プログラムコンクールで優勝した、朝鮮コンピューターセンター(KCC)。

 朝鮮ではマルチメディアへの関心が高く、毎年開催される同コンクールには、今年も360点以上の作品の応募があった。その中で、音声認識プログラムを出品、1位に輝いたのがKCCだ。

 KCCは、朝鮮におけるコンピューター総合技術研究の中心的存在で、1990年10月に設立された。