安企部による駐独書記官拉致で南と米に原状復帰要求/朝鮮中央通信
【20日発朝鮮中央通信】 南朝鮮の安企部が13日、駐独朝鮮利益代表部の金ギョンピル書記官をヒルトンホテルの前で白昼、拉致した。
この事件は、安企部の計画的な策動である。
安企部は、書記官を南朝鮮に連れていこうと3日間、抑留していたが、共和国の断固たる警告措置にあせり彼を米国に引き渡した。
現在、米国が書記官を確保している条件のもとで、われわれは米国に対しても拉致事件の共犯者として認めざるを得ない。
米国はその結果について全的に責任を負うだろう。 民族の尊厳と自主権を生命とするわれわれは、自国の外交官に対する拉致行為を絶対に傍観せず、必ず高い代価を受け取るだろう。
犯罪には懲罰が伴い、挑発には報復が加えられるものだ。
一つを失えば10、100を受け取るのが犯罪者、挑発者に対する朝鮮式の計算方法である。
被害者であるわれわれは、加害者に対して100倍、1000倍の報復をする当然の権利を持っている。
われわれは断固として、この権利を行使するだろう。
南朝鮮当局と米国は、書記官を速やかに無条件で原状復帰させなければならない。(朝鮮通信)