千葉朝鮮会館が復旧
昨年10月15日に何者かに放火された、千葉朝鮮会館(千葉市中央区都町)の復旧工事が12月末に終った。
事件直後から仮設事務所に移っていた総聯県本部、千葉支部などは、同24日に会館に戻った。今月10日には、新年の集いに参加した300人余りの同胞らに、復旧した会館がお披露目された。
会館は復旧に伴い、一階の受付・宿直室のあった場所に応接室が設けられ、他の部屋にも新しい設備が設置されるなど、装いを新たにしている。
総聯県本部の徐昌武委員長は、「事件後、心温まる激励と支援を寄せてくれた各地の総聯組織と同胞、日本市民らに感謝したい。今後は、事件の犠牲となった故羅勲千葉支部副委員長の無念を晴らすためにも、愛国運動に一層精力的に取り組みたい」と話した。