韓徳銖議長、在日同胞に新年のあいさつ
総聯中央の韓徳銖議長は新年チュチェ88(1999)年を迎え1日、在日同胞に要旨次のようなあいさつを送った。
昨年は金日成主席を永遠に国家主席に戴き、金正日総書記を国家の最高職責である共和国国防委員会委員長に推戴した喜びと誇りを胸に抱き、共和国創建50周年を民族的慶事として祝った。共和国初の人工衛星打ち上げもあった。
私たちは総書記の国家最高首位推戴を熱烈に祝賀し、共和国創建50周年を記念する多彩な行事を各地で盛大に催し、共和国の旗のもと、力強く前進し愛国の信念と意思、団結した力を内外に誇示した。
社会主義祖国への確固たる信念を持ち、祖国と共に総聯活動で新時代を輝かせるために奮闘したことは、昨年の総聯の愛国事業で収めた最も貴重な成果である。
私たちは総聯第18回全体大会を開き、総聯をチュチェ型の海外僑胞組織、より同胞に服務する組織に強化し、同胞たちの民族性を固守し生活と権利を擁護する運動、祖国統一運動、祖国支援活動で大きな前進をもたらした。
とくに昨年は共和国の人工衛星打ち上げを契機に反共和国、反総聯策動が繰り広げられた。総聯中央会館への火炎瓶襲撃事件をはじめ、千葉朝鮮会館への襲撃・放火、総聯活動家虐殺という凶悪な犯罪事件が起き、同胞商工人に対する脅迫とチマ・チョゴリを着た朝鮮学校生徒に対する暴行・暴言事件が相次いだ。
総聯結成以来、かつてない反共和国、反総聯策動にも、愛国愛族の確固たる信念を持ち総聯の周りに団結し、在日朝鮮人運動史に残る輝かしい業績を上げた。
今年、私たちは総聯18回全体大会の決定を貫徹し、新時代の要求に沿って、愛国事業で新たな転換を起こさなければならない。愛国運動を阻もうとする策動は悪らつさを増し、日本の経済環境も一層厳しくなるだろう。しかし、総書記の思想と指導に従い、総聯組織を固守し、同胞の諸権利を守り、祖国の発展と祖国統一のための民族的愛国運動で大きな転換と高揚を起こすだろう。