ニュースフラッシュ
日本の国連安保理「声明」策動を非難
遅らせれば悪い結果/軽水炉、重油納入
同族への敵視の表れ/南の軽挙妄動を非難
国連総会参加の共和国代表団出発
金永南委員長、総聯の代表団と会見
平壌で「9月10日賞」国際テコンドー大会開幕
16日発朝鮮中央通信は、最近自民党代表団が訪米し国連安保理主要国代表と会見して、「北朝鮮のミサイル発射に憂慮を表明する声明」を発表するよう哀願したことに関する論評を発表して次のように指摘した。国連憲章で「敵国」の汚名を拭えない日本が朝鮮人民をはじめアジア人民に対する最悪の歴史に対して反省し謝罪する代わりに、むしろ相手をけなし軽挙妄動する事実は容認できない。日本の政治家が騒ぐ「ミサイル発射」は「軍事的脅威」に対する世論を喚起させ、それを機に軍備拡張政策を合法化しようとの目的から出発したものだ。(朝鮮通信)
【12日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】8月21日から9月5日までニューヨークで朝米高位級会談が開かれた。米国側は、これまで軽水炉プロジェクトと重油納入日程を遅らせた過失を認め、朝米基本合意文に対する義務を履行することを確約した。米国が今年に入って「内部事情」をうんぬんし、軽水炉プロジェクトと重油納入日程を大幅に遅らせてきた事実は、われわれに米国の基本合意文履行意志を疑わざるを得なくした。基本合意文の存在自体が危うくなった時に、米国が合意文の履行を確約したのは幸いなことだ。しかし、今回の会談も決してスムーズに行われたわけではない。米国側が持ち出した「ミサイル発射」は徹頭徹尾衛星打ち上げで、これは国際的に公認された主権国家の自主的権利であり、「秘密地下核施設」は民需用地下構造物に過ぎない。米国側が今回の会談で軽水炉プロジェクトと重油納入を確約しながらも、再びそれを遅らせれば、取り返しのつかない結果を招くだろう。
共和国の人工衛星打ち上げと関連して南朝鮮当局の軽挙妄動が続いていることと関連し、11日発朝鮮中央通信は、人工衛星の打ち上げは宇宙を平和目的に利用するためのものであると指摘。同族の成功を喜び、祝うことができないまでも、中傷することは、共和国に対する敵視の表れだと述べた。(朝鮮通信)
第53回国連総会に出席する共和国代表団(崔秀憲団長)が15日、空路平壌を出発した。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は11日、平壌の万寿台議事堂で総聯中央の徐萬述第1副議長を団長とする共和国創建50周年慶祝在日本朝鮮人祝賀団、創建慶祝70万在日同胞の忠誠の手紙伝達リレー団、朝鮮総聯老幹部代表団など総聯の代表団、訪問団と会見した。(朝鮮通信)
金日成主席がテコンドーパレスを現地指導した9月10日を記念する「9月10日賞」国際テコンドー競技大会第1回大会が10日、平壌で開幕した。大会にはマダガスカル、ブルガリア、スロバキア、中国、チェコ、カザフスタンのテコンドー選手団と代表、朝鮮テコンドー選手団(1組、2組)が参加。同日午後の第1日競技では、男子個人トゥル(1段)で夫成彬(朝鮮1組)、男子個人トゥル(2段)で金英根(朝鮮1組)、男子個人トゥル(3段)で金成国(朝鮮2組)、女子個人トゥル(1段)で鄭善喜(朝鮮2組)、男子団体トゥルで朝鮮1組が優勝した。 (朝鮮通信)