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人工衛星『光明星1号』が地球を100周/労働新聞が報道


 労働新聞14日付は、「わが国の人工衛星『光明星1号』が地球を100周回した」と題する記事を掲載し、次のように指摘した。

 金正日総書記の宇宙開発構想に従い、共和国の科学者、技術者らが初めて開発して打ち上げた人工衛星「光明星1号」は現在、予測された軌道に乗って地球を周回している。8月31日午後12時7分に打ち上げられた人工衛星「光明星1号」は、9月13日午前8時24分から11時17分の間(平壌時間)に100周目に達した。

 人工衛星は、100周回目を共和国の上空220キロメートルの高さで通過したが、午前11時17分現在、黄海北道沙里院上空を過ぎ11時18分には南朝鮮江原道江陵上空を通過。通常、220キロメートル程度の上空で人工衛星が通過すれば、肉眼でも観察できる。しかし、今回、衛星が100周目に共和国上空を通過した時間は昼間であった。昼間に星を見ることができないように、肉眼で観察することはできなかった。だが、科学機材によって衛星の共和国上空通過は正確に観測された。

 100周目の周期は、太平洋上の米国ハワイ島の北部上空から南米諸国を経て大西洋を横断し、ナミビア、アンゴラ、民主コンゴ、エチオピア、パキスタン、中国、共和国上空を通過した。

 「光明星1号」は、10月初めごろ、肉眼で観察できる時間帯に共和国上空を通過するものと予測される。(朝鮮通信)