金正日総書記の共和国国防委員会委員長推戴/東京で慶祝中央大会
金正日総書記の共和国国防委員会委員長推戴慶祝在日本朝鮮人中央大会が8日、東京・北区の東京朝鮮文化会館で行われ、総聯中央の韓徳銖議長と許宗萬責任副議長をはじめ、関東地方の活動家や同胞らが参加した。
大会では韓徳銖議長があいさつした。
議長は、9日の共和国創建50周年記念日を前に平壌では5日、最高人民会議第10期第1回会議が開かれ、金正日総書記を国家の最高職責の国防委員会委員長に推戴し、共和国の新しい歴史、輝ける新時代が始まったことを全世界に宣布したと述べた。
また50年前、金日成主席が共和国を創建したことによって、在日同胞は自主独立国家の海外公民としての尊厳と栄誉を抱けるようになったと強調。総聯と在日同胞はそれから50年間、主席と総書記の指導に従い共和国の旗印のもと、誇らしく愛国愛族の道を歩いてきたと語った。さらに、共和国と総聯を敵視する日本当局を批判。共和国に従い、愛国愛族の道を歩む総聯と在日同胞を誰も妨げることはできないと述べた。
続いて許宗萬責任副議長が報告した。
責任副議長は30余年間、以民為天の思想と愛国愛族の指導で金日成主席の建国業績を輝かせ、共和国の新時代を開いた人民の指導者である金正日総書記が国防委員会委員長に推戴されたことは、主席の建国偉業を末永く輝かせる民族の慶事であり、総書記を陣頭に高く戴く共和国の出発を宣布した歴史的な出来事だと強調した。
また、100%国産技術で作られた共和国初の人工衛星「光明星1号」の打ち上げに成功したことは共和国の誇り、民族の大慶事であり、共和国の国力の総合的な結実であると強調。これは共和国の経済的潜在力と科学技術の水準の高さを示すものであり、共和国は厳しい社会主義強行軍に勝利し、遠くない将来、チュチェの強大国として大きな発展を成し遂げるだろうと語った。
さらに、総書記は総聯と在日同胞とつねに共に歩んでおり、とくに90年代に入ってからは歴史的な書簡をはじめとした綱領的な教えで21世紀に向かう在日朝鮮人運動の前途を指し示してくれたと指摘。総聯の活動家と同胞は、総書記の歴史的な書簡と祝電を全面的に具現した総聯第18回全体大会決定を徹底的に実行し、愛国愛族の伝統を継承発展させ、総聯活動で画期的な転換と発展を成し遂げ、金正日時代を輝かせていくだろうと強調した。
一方、日本当局は共和国が「弾道ミサイル」発射実験を行ったとして直行便を中断させ、国会決議を行い、さらには共和国が人工衛星打ち上げを正式に発表した後もそれを認めず、有事体制の確立に熱を上げ、過去清算どころか時代錯誤的な反共和国敵視政策を進めていると強く非難した。