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東京・中央江東同胞夜会に600人


 共和国創建50周年記念8・15中央江東同胞夜会が8月30日夕、東京朝鮮第2初級学校で開かれ、金守埴東京都本部委員長をはじめ600余人の同胞、父母、卒業生、生徒らが参加した。また地元の日本の町内会役員らも招かれて一緒に楽しんだ。

 呉公哲実行委員会委員長があいさつ。続いて訪日中の朝鮮芸術交流協会責任指導員の金成鐵氏と国立民族芸術団創作家の韓鉄講師、万寿台芸術団声楽家の金京玉講師も参加し舞台で紹介され、実行委員長から贈り物が伝達された。

 この日のために実行委員会メンバーを中心に抽選券販売や提灯広告を集めたがその利益金の一部が高完植同校校長に、また10月に予定されている延寿会の2泊3日の旅行(日光・鬼怒川)費の一部として尹太○(○はころもへんに乍)会長にそれぞれ伝達され、尹会長が謝辞を述べた。

 金成泰支部委員長の乾杯の音頭に続いて、同校生徒の歌、東京朝鮮歌舞団の歌と踊りがあった。

 とくに金京玉講師が素晴らしい民謡を披露、アンコールに応えて3曲をメドレー、同胞たちは喜んで舞台に上がり一緒に踊る輪が広がった。

 ビールやジュースは飲み放題。出店は同校オモニ会(孫寿子会長)と女性同盟支部のメンバーらが数日前から準備したタッケジャンやすじ肉炒めなどが飛ぶように売れていた。子供たちのためにフルーツポンチも新たなメニューに加え好評で、クジ引きやヨーヨー釣りのコーナーも人気があった。

 中央江東青商会(姜性一会長)メンバーも実行委に参加して抽選券の販売、準備などに大きな役割を果たし、若い世代が台頭していることを確信させた。

 この日、関東以北は大雨で校庭での予定が校舎内に変更された。それでもこれだけの同胞が参加するのは中央江東地域同胞の愛国心と愛校心、団結力の強さを示すものだと参加者たちは口々に語っていた。