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本社記者ルポ/共和国創建50周年を輝かせる


  【平壌発=共和国創建50周年本社取材班】 国慶節(9月9日)50周年に際し朝鮮人民は、この日を熱烈に祝おうと、生産をよりいっそう高める運動を展開する一方で、マスゲームなど記念行事の準備にも拍車をかけている。

 

毎月80万足生産/5万人出演のマスゲーム準備

2万世帯住宅建設もたけなわ

 国慶節を祝賀して、マスゲーム「栄光輝く金日成朝鮮」が行われる。これには平壌市内8つの人民学校と82の高等中学校の生徒5万人が出演する。

 6月から放課後に部分別練習を行い、8月20日からは金日成競技場で本格的な練習に入ったという。

 マスゲームは10章5節からなり、所要時間は1時間5分。50年の歴史を26カットで表現するスタンドの背景台(1万2000人出演)や、一心団結の威力を示すリズム体操(3万8000人出演)、迫力ある吹奏楽演奏などは共和国の輝かしい歴史と朝鮮人民の気概を誇示するものとなろう。

 国家体育委員会のマスゲーム創作団団長のラ・ヨンスさん(47)は、「生徒たちと創作団メンバーの心は、最高の水準で当日を迎えたいという気持ちで一致している。それは金正日総書記の指導のもと、共和国をさらに輝かせたいという一念です」と語る。

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 昨年11月に着手した錦繍山記念宮殿前のリンフンロータリーから兄弟山区域の新美洞までの道路工事は、最終段階に入っている。道路は幅18メートル、長さ8.8キロメートル。8月24日現在、舗装工事はほとんど終り、沿道に木を植える作業がたけなわだ。また長さ1200メートルの龍門橋建設は、組立、舗装工事がほとんど終った。

 首都建設連合総局のリム・ギュフン副参謀長(64)は、「建設者たちは国慶節までに必ず工事を完成させるとの決意を固め工事に取り組んでいる」と言う。

 また同時に始まった2000世帯の住宅街建設も国慶節までに終了する予定だ。

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 平壌塩化ビニール靴工場でも、国慶節を祝おうと増産に励んでいる。

 新義州靴工場に次ぐ生産規模(年間目標900万足)の同工場は、女性ビニール靴、女性サンダルなどを生産する。昨年は諸般の事情で生産目標を達成できなかったが、今年に入り、自力更生の精神である江界精神を発揮し、中小型発電所を自力で建設した慈江道の人々を見習い、生産に取り組んでいる。資材が不足すれば遊休資材を探したり、古い靴を回収してリサイクルするなど、資材問題を自力で解決している。

 生産部技師長のリ・インソクさん(48)は、「最終勝利のための強行軍を行うわれわれは、強い意志を持って生産に取り組んでいる。今年は毎月80万足を生産している」と誇らしく話していた。