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長野朝中の李栄希さん、県主催作文コンクールで最優秀賞


 長野県が主催する「県中学生・水の作文コンクール」で、長野朝鮮初中級学校の李栄希さん(中1)の作品が最優秀賞に選ばれ、3日に県庁で表彰式が行われた。

 栄希さんは、自宅の敷地にある井戸に、朝早くから大勢の人が水を汲みに来ること、一昨年のO−157騒動では一時、使えなくなったこと、東京を訪れた時、水がまずいと感じたエピソードなどを紹介しながら、ハラボジ、アルモニの自慢だった井戸を大切に守って行きたいとしている。

 審査員からは、生活に密着した素朴さが評価されたという。