総聯東京 荒川、中杉支部で同胞大夜会
8・15祖国解放53周年記念荒川同胞大夜会が2日、東京朝鮮第1初級学校で行われ、同胞と地域の日本市民ら1000余人が参加した。
李名裕実行委員長のあいさつに続いて同胞らと学生らによる公演が行われ、大抽選会なども催された。
また朝青員と青商会の会員らが70歳以上の顧問らに記念品を贈った。
同胞らは「とても楽しい。組織の力強さを感じた」などと話していた。
同支部では総聯18全大会以後、1世たちの築いた伝統を若い世代が継ぎ、支部を同胞たちの親睦の場とする活動を分会を中心に進めてきた。大夜会ではすべての分会で屋台を出店した。
焼きそばの屋台を出店していた学校2分会の全炳吉分会長は「同胞たちが喜ぶ姿を見ると力が出る。分会が同胞に奉仕することで、仲睦まじい同胞社会を築こうと思い、がんばった」と話していた。
なおこの日の収益金の一部は同校に寄付された。
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祖国解放53周年記念中・杉同胞大夜会が7月29日、東京朝鮮第9初級学校で行われ、中・杉支部管下の同胞と日本市民ら700余人が参加した。同胞らの団結を一層強化するとともに、地域の日本市民たちとの連携を深める目的で同支部が主催したもの。
舞台では芸術公演が行われ、同校の生徒と女性同盟のオモニらによる歌と踊り、チャンダンノリなどが披露された。とくにオモニたちの歌は場の雰囲気を盛り上げ、アンコールの声が鳴り止まないほど好評だった。続いて東京朝鮮歌舞団が民謡を披露すると、会場には踊りの輪が広がった。
この日大夜会に参加した同胞は「若い同胞たちがたくさん集まり、楽しそうにしている姿から民族の代が確実に受け継がれているのを感じた」と話していた。大夜会では、1世の同胞たちに感謝の気持ちを込めて記念品が贈られた。