南朝鮮近海への武力集結に朝鮮中央通信論評
【4日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】 米国防総省報道官のマイケル・ダブルデイは最近、米国が南朝鮮近海に緊急移動展開した膨大な侵略武力を引き続き維持すると発表した。これは、朝鮮半島に侵略武力を大々的に集結させ、共和国を圧殺しようとする米国好戦勢力の無謀な侵略企図を露骨に表したものである。
7月20日から米国は、南朝鮮に対する「武装浸透」を防ぐという名目でカール・ビンソンをはじめ原子力空母と攻撃用原潜、各種戦闘機と兵力を朝鮮半島近海に移動展開した。
われわれは、米国のこうした軍事行動を、共和国に対する宣戦布告の一種であると厳重警告した。
朝鮮半島には現在、米国が核戦争手段を集中配置すべきいかなる情勢や条件があるわけではなく、南朝鮮に対する軍事的脅威が存在するわけでもない。
力には力で、戦争には戦争で応えるのが朝鮮人民軍と人民の革命的気質だ。
万一、米国が度重なる警告にもかかわらず、力の方法に依拠してわれわれの自主権を侵害するならば、それから生じる結果に対し全責任を負うことになろう。