ニュースフラッシュ
統一大祭典細部計画など討議/準備委員会第3回会議
米・南合同パトロールを非難/朝鮮中央通信
10期代議員選挙終了で民主朝鮮が社説
大祭典南側準備委員長が記者会見
平壌でコンクリート障壁解体求め連帯集会
WHO南東アジア局長が訪朝
統一大祭典細部計画など討議/準備委員会第3回会議
「民族の和解と団結、統一のための大祭典」準備委員会第3回会議が7月30日、平壌で行われ、3者実務会談の合意に従い、細部計画と文献草案作成、物質的準備など当面提起される問題について討議し分担を決めた。会議では、南当局が「国家保安法」撤廃、安企部解体を受け入れるか否か、祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部と「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)の8・15統一大祭典参加を妨害するか否かということは、北側の大祭典開催提起を真に受け入れるか否か、南北関係を改善するのか南北対決を追求するのかを実践で示す機会になると強調した。 (朝鮮通信)
米・南合同パトロールを非難/朝鮮中央通信
米国務省のルービン報道官が7月27日の記者会見で「北朝鮮の新たなテロ防止」のために米・南合同で「韓国沿岸パトロール」を行っていることを明らかにしたことについて、30日発朝鮮中央通信は、リムパック98合同軍事演習を繰り広げ朝鮮半島近海に軍備と兵力を引き続き前進配備している時のパトロールは、共和国への露骨な軍事挑発、威嚇・恐喝だと非難した。(朝鮮通信)
民主朝鮮7月29日付は最高人民会議第10期代議員選挙が成果裏に終わったことと関連して社説を掲載し、今回の選挙は金正日総書記の周りに全人民と朝鮮人民軍兵士が固く団結した威力を誇示したと指摘。今回の選挙を機に共和国の最高主権機関がしっかりと築かれた結果、総書記の指導のもとに朝鮮式社会主義偉業を完成させる主観的保証が一層整えられたと強調した。(朝鮮通信)
「民族の和解と団結、統一のための大祭典」汎民連南側本部準備委員会の姜希南委員長(汎民連南側本部常任議長)は7月24日、北・南・海外準備委員会間実務会談開催(21日)と関連してソウルで記者会見し、実務会談で北と海外準備委が南側準備委の議題提案を受け入れたことで、合意が成されたことに言及し、合意文を発表。これに同意する全政党、社会団体、個別人士を含む南側準備委を新たに結成することを明らかにした。そして、南の政府が統一大祭典と汎民族大会の平和開催を保障すべきだと指摘、3者準備委の第2回実務会談の5日開催提案を南当局が受け入れるよう求めた。また、汎民連南側本部と「韓総連」に適用した「利敵団体」規定の撤回、民間統一運動団体が準備している統一行事の保障を求めた。
コンクリート障壁解体を求め朝鮮の統一を支持する国際青年学生の連帯集会が7月23日、平壌の人民文化宮殿で開かれ、金日成社会主義青年同盟中央委員会の李日煥第1書記と関係者、コンクリート障壁解体を求める国際青年学生代表団(団長=ハルチャンド・シン世界民主青年連盟書記長)メンバーらが参加した。シン書記長が演説し、コンクリート障壁は朝鮮の統一を妨げ、朝鮮の永久分断を画策する南当局者の策動が生んだ産物であるとし、全進歩勢力が障壁の解体を南当局に求めるよう呼びかけると述べた。(朝鮮通信)
世界保健機関(WHO)のウトン・ムクタル・ラペイ南東アジア地域局長が7月27日、空路平壌に到着。金正雄保健部副部長が出迎えた。(朝鮮通信)