渤海時代の金の耳飾り/平壌の朝鮮中央歴史博物館に展示
10日発朝鮮中央通信 平壌の朝鮮中央歴史博物館に最近、渤海時代(698〜928年)の金の耳飾りが新たに展示された。
この耳飾りは、咸鏡北道花台郡旌門里で渤海時代の古墳を調査発掘する過程で発見された。
耳飾りは、3つのパーツからなり、幅広い輪と中間の輪に飾りをつなげたデザインで、長さは4.1センチ。
楕円形の幅広いリングは、純金板を直径2センチ程度に巻き、その輪に厚さ4ミリの中間リングをつなげており、直径約6ミリの繊細に加工されたひょうたん形の飾りがついている。
この耳飾りは、金細工の技術と共に、高句麗文化を継承発展させた渤海の文化をよく反映していることから学術的意義が大きい。(朝鮮通信)