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「在朝日本人女性の故郷訪問を妨げる行為」/労働新聞


 21日付に「在朝日本人女性の故郷訪問を妨げる行為」と題して掲載された記事の内容は次のとおり。 (朝鮮通信)

 

 日本が「国籍離脱者」という言葉を掲げ、共和国に住む日本人女性の故郷訪問に障害を作り出していることと関連して、共和国に住む日本人女性は、日本当局者こそ民族の血統を無視する無礼な人々だと非難している。

 在朝日本人女性とは、朝鮮青年と家庭を持ち、夫について共和国に来た人々だ。彼女たちは日本の戸籍台帳から除かれるか、共和国の公民権を持つことで、日本の法律に従って自動的に日本国籍を離脱した人々だ。日本当局はこのことをよく知っており、在朝日本人女性の1、2次故郷訪問時には問題にしなかった。

 しかし、日本政府は第3次故郷訪問が日程に上るや、「国籍離脱者」なる口実を設けて彼女たちの故郷訪問に人為的難関を作り出した。

 その理由は明らかだ。

 日本は在朝日本人女性の故郷訪問を人道主義的立場からではなく、反共和国宣伝の契機にしようとした。

 しかし、故郷を訪問した在朝日本人女性はこぞって、自らが実生活を通じて直接体験した共和国の社会主義制度の優越性について実感を込めて語った。

 故郷を訪問した女性の口から、共和国を誹謗中傷し日本を「称賛」する言葉が出てくることを期待した日本当局はあわてふためきながらどうしたらいいか分からず、在朝日本人女性の故郷訪問を妨げるための新たな謀略を作り出そうとした。それがまさに「国籍離脱者」を口実に在朝日本人女性の故郷訪問を取り消すことだった。

 日本当局は在朝日本人女性のうち日本の戸籍台帳から除かれた人々を「国籍離脱者」と規定し、彼女たちの故郷訪問を拒んだ。言うならば、家族、親戚の要求を無視して朝鮮の男性と結婚したり、夫について共和国に来たことで、日本にいる家族、親戚が戸籍台帳から名前を消してしまった女性だけを「国籍離脱者」と規定したのである。しかし、日本の法律によると、日本を離れ他国に暮らしながら、その国の公民権を取得した場合、自動的に日本国籍を喪失することになっている。したがって、在朝日本人女性全員が「国籍離脱者」になったことになり、結局これは在朝日本人女性全員を受け入れられないことを意味する。

 一方、日本当局は日本に行った故郷訪問団メンバーに礼儀作法もわきまえぬ無礼を働いたことについて黙認した。

 極右団体などは訪問団メンバーに耐え難い下品な言葉を浴びせ、共和国の社会主義制度を誹謗中傷する妄動まで働いた。

 在朝日本人女性の故郷訪問に人為的難関を作り出し、それを破綻へと導いた日本当局の策動は、共和国に対する悪らつな敵視政策の表れであり、朝鮮人民をはじめ世界の人々の怒りを呼んでいる。