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長野市立保科小学校で総聯支部の「1日講師」/五輪から続く交流


 2月に行われた長野冬季五輪に際しての「1校1国運動」で、共和国を担当した長野市立保科小学校が4日、共和国や朝鮮文化について理解を深めようと、総聯長野・北信支部の崔和子さんを「1日講師」として招いた。

 「1校1国運動」では、五輪を機に国際交流を図ろうと、市内の小・中学校が各参加国・地域を一つずつ担当。共和国選手団は保科小を訪問して生徒らと触れ合い、保科小の生徒らも試合を応援しに行くなど、交流を深めた。

 「1日講師」の崔さんはこの日、1年生から6年生までの各クラスを回り、朝鮮語でのあいさつを教えたり、トルガポ(ジャンケン)大会、伝言ゲーム、折り紙でのチマチョゴリ作りなどの内容で生徒らと交流した。

 去る5月、「朝鮮大水害被災者を支援する長野県の会」代表団の一員として支援米伝達のために訪朝した際、「支援米の配給を確認したほか、綾羅高等中学校など色々見てまわったが、学生少年宮殿では子供たちの才能と文化水準に驚いた」という備前孟秋校長は、「共和国との関係を、近くて遠い国から近くてより近いものにしていくためにも、今回のように身近に住む朝鮮の人を招き、まずは共和国のことを良く知ることから始めていきたい」と語っていた。

 同校では今後、「国際交流クラブ」を設け、朝鮮の言葉や文化を楽しみながら学ぼうという計画を立てている。