朝鮮中央通信、米国防長官の「駐屯発言」を非難
13日発朝鮮中央通信は、コーエン米国防長官が9日の記者会見で「南北朝鮮の統一後も朝鮮半島に引き続き米軍を駐屯させる」と公言したことについて、次のように非難した。
南から米軍を撤収させる問題は、朝鮮半島の恒久的な平和と安全を保障し、アジア太平洋地域で侵略戦争の根源を除去する鍵。それにもかかわらず、いかなる米軍撤収も安定の強化どころか、安定を弱める危険な空白を作るとする発言は、白黒を転倒させる詭弁と言わざるを得ない。
同長官は「米軍の前進配備政策はアジア太平洋地域の安定と繁栄に大きく寄与している」と発言した。
これは、「安定と繁栄」の看板の下、米軍を朝鮮半島とアジア太平洋地域に永久駐屯させようとする狡猾な術策にほかならない。
朝鮮半島とアジア太平洋地域における真の平和と安定、進歩と繁栄のためには、同地域から米軍が速やかに撤収されなければならない。(朝鮮通信)