金正日総書記、全有権者に公開書簡/代議員候補として第666号選挙区に登録
平壌12日発朝鮮中央通信によると、金正日総書記は同日、全国すべての有権者に公開書簡を送り、朝鮮民主主義人民共和国各級人民会議代議員選挙法に従い、最高人民会議第10期代議員選挙のための第666号選挙区に代議員候補として登録することを明らかにした。26日に行われる最高人民会議第10期代議員選挙に向けて、6月28日の第666号選挙区有権者大会で朝鮮人民軍将兵が総書記を代議員候補に推戴したのを皮切りに、全国すべての選挙区で有権者会議が開かれ、総書記を代議員候補に推戴していた。総書記の書簡内容は次のとおり。
最近行われた共和国最高人民会議代議員候補推戴のための全国すべての選挙区の有権者会議で、私を共和国最高人民会議代議員候補に推薦しました。これはわが党に対する全有権者の厚い信頼の表れであり、党の指導のもとに社会主義祖国を一層富強にし、チュチェの革命偉業を代を継いで継承完成させる朝鮮人民と人民軍将兵の確固たる信念と意思を示すものであると考えます。
私は、全有権者が私に厚い信頼を示してくれたことに熱い感謝を送ります。
革命家にとって人民の信任を受け、人民のために服務することより大きな栄誉と幸福はありません。私は、偉大な領袖金日成同志の崇高な愛国愛民の思想に従い、祖国と人民のために献身することによって、人民の高い信任と期待に応えるでしょう。
共和国各級人民会議代議員選挙法に従い、代議員候補は一つの選挙区にだけ登録するようになっているため、私は最高人民会議第10期代議員選挙のための第666号選挙区に代議員候補として登録することにしました。
共和国政権は、偉大な領袖金日成同志の指導のもとに朝鮮人民自身が建設した真の人民の政権であり、社会主義偉業遂行の強力な武器です。
最高人民会議第十期代議員選挙は、偉大な領袖金日成同志の偉業を継承する朝鮮革命発展における新しい段階の要求に即して人民政権を強化し、社会主義制度を強固にするうえで歴史的意義を持つ重要な政治的出来事となります。
全有権者は、共和国公民としての誇りを持って選挙にこぞって参加し、人民のために忠実に服務する活動家を最高人民会議代議員に選挙することで、朝鮮の社会主義の優位性と朝鮮社会の一心団結の威力を誇示し、革命主権をさらに強固にしなければなりません。
私は、朝鮮人民と人民軍将兵がチュチェ思想の旗印を高く掲げ、党の周りに固く団結し力強くたたかうことで、共和国を強化発展させ、チュチェの社会主義を固守し輝かせるうえで新たな勝利を達成するものと確信します。
一方、第666号選挙区選挙者の決意大会が13日、平壌の4・25文化会館で行われ、朝鮮人民軍の趙明禄総政治局長(次帥)が公開書簡を伝達した。
有権者名簿を公示/分区選挙委員会
最高人民会議第10期代議員選挙を前に、各地の分区選挙委員会で11日、有権者名簿を公示した。
名簿は各級人民会議代議員選挙法施行細則に準じて作成された。有権者名簿には、当該地域内に居住する選挙権を持つすべての公民が登録された。
総書記の登録を報道/中央選挙委員会
共和国最高人民会議第10期代議員選挙のための中央選挙委員会は14日、次のような報道を発表した。
金正日総書記を代議員候補者に推戴したことは、総書記に対する全党員、人民軍将兵、人民の絶対的支持と信頼の表れだ。
中央選挙委員会は卓越した思想理論活動と精力的な指導で、党と共和国政権、革命武力を万全に強化発展させ、革命の厳しい試練を乗り越え、富強な祖国建設と後代の繁栄のための朝鮮人民のたたかいを賢明に導いている朝鮮労働党総書記、共和国国防委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である金正日同志が共和国最高人民会議第10期代議員選挙のための第666号選挙区に登録されたことを報じる。 (以上朝鮮通信)