総聯滋賀県大津支部会館が新築
総聯滋賀県大津支部会館が新築された。5日、大津市膳所の同会館で竣工式が行われ、総聯県本部の高元允委員長、総聯支部の朴正佑委員長、建設委の李宗求委員長(県商工会会長)ら120余人が参加した。鉄筋2階建てで、1階は事務所、2階は講堂。滋賀朝鮮初中級学校が隣接している。
同所には以前、総聯県本部会館があったが、1984年に現在の京町に移転。その後、同支部が事務所として使用していた。だが築30年以上の木造の会館は老朽化が進んだことから、94年には、支部事務所を現在の県本部会館内に移していた。しかし地域から離れているため、同胞が集まりにくいなど不便な点は解消されず、旧会館があった場所に会館を新築することになった。
竣工式では建設委の李委員長が報告し、厳しい不況の中で会館を新築できたのは、同胞の愛国心があったからだと述べた。続いて総聯県本部の高委員長があいさつ。新会館竣工を機に、すべての支部を「同胞奉仕型」「同胞密着型」の愛国組織に発展させていこうと呼びかけた。最後に総聯支部の朴委員長が決意表明し、新しい支部会館を拠点に地域運動をさらに発展させていきたいと語った。