大阪でアボジサッカー連盟の運動会
大阪朝鮮アボジサッカー連盟の運動会「集まれアボジ、力を合わせよう未来のために98」が5日、大阪朝鮮高級学校で開かれ、抜けるような青空の下、500余人が汗を流した。
同連盟は、府下の各朝鮮学校(初級部)生徒のアボジらがサッカーを通じた相互の交流と学校支援、生徒数拡大などを目的に昨年5月に発足させ、自主的に運営しているもの。これまで、休日などを利用してリーグ戦、トーナメント戦方式で試合を行ってきた。実際にこの場で交流を深めたアボジらが、子供を朝鮮学校に入学・編入させるなどしている。
今回のように家族も参加する催しは初めてだが、この日から西大阪チーム(堺合同)が正式にリーグに加わり、府下全地域のチームが出揃うのを機に、「家族まで含め、一層親睦の輪を広げようということで役員らの意見が一致した」と、李和彦会長は語る。
当日は、午前中にアボジらのサッカーの試合が行われ、午後からがオモニや子供も参加しての運動会。徒競走、綱引き、PK戦などいずれも歓声にわき、城北初級チームが総合優勝した。
32.8度という暑さの下、子供用の簡易型プールで子供を遊ばせるなど、和やかな光景も見られた。