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南朝鮮軍捕虜はいない/祖国平和統一委員会が非難


 祖国平和統一委員会(祖統委)スポークスマンは6月24日、南朝鮮当局が「国軍捕虜」と「拉北者」の送還を喧伝していることと関連して声明を発表し、次のように指摘した。

 共和国北半部には、南朝鮮軍捕虜や「拉致された民間人」は1人も存在しない。共和国は戦時中、南朝鮮軍捕虜をはじめすべての戦争捕虜を停戦協定の要求に基づき送還した。それにもかかわらず、南の統治者は「国軍捕虜」と「拉北者」の送還というねつ造・謀略に明け暮れている。

 国際法と停戦協定の要求を無視して戦争捕虜を送還せず、共和国北半部の人民を抑留しているのは、ほかならぬ南当局自身である。故郷への送還を拒否され、現在も堪え難い不幸と苦痛を強いられている非転向長期囚、金仁瑞、咸世煥、金永泰の3氏の境遇が、まさにその証拠だ。

 われわれは、南当局の策動を、民族の団結と祖国統一に対する同胞の念願に挑戦する反民族的行為として断固非難する。(朝鮮通信)