京都朝鮮第2初級学校で公開授業
京都朝鮮第2初級学校(京都市右京区)で6日、日本市民・学生を対象にした公開授業が行われ約70人が参加した。朝鮮学校への理解を深めようと、「民族学校出身者の受験資格を求める全国連絡協議会京都(民全連京都)」が主催した。
初めて朝鮮学校を訪れた人も多く、朝鮮語で行われる授業に興味津々の様子で、生徒に会話の意味を聞いたりする姿もあった。
公開授業の後、5月にスイス・ジュネーブで開かれた国連人権委員会、子どもの権利条約審査委員会に民全連大阪代表として参加した大阪大学医学部2年の文鐘聲さん(大阪朝高卒)の報告が行われ、参加者らは朝鮮学校卒業生の国立大学受験資格問題への国際的な関心度などに関する報告に真剣に耳を傾けていた。
続いて呉成元校長が講演し、朝鮮学校の歴史・現状・近隣校との交流について述べた。最後に初級部生徒による芸術公演が披露された。