東京都大学吹奏楽アンサンブルで朝鮮大学校が銀賞
東京・立川市民会館で13日に行われた東京都大学吹奏楽連盟第24回アンサンブルコンテスト(主催=東京都大学吹奏楽連盟、朝日新聞社)で、朝鮮大学校吹奏楽部が銀賞に選ばれた。同時に、32の参加団体の中から、来年1月31日に開かれる第22回東京都アンサンブルコンテスト(主催=東京都吹奏楽連盟、朝日新聞社)大学の部の代表に推薦された。
同コンテストは、木管、金管、打楽など8人以下の編成でアンサンブルの技量を競う。東京都では、予選に該当する中学、高校、大学、一般、職場の部門別コンテストで優秀な成績を収めた団体が、都のコンテストに推薦される。
同吹奏学部は、1991年に全日本吹奏楽連盟に加盟して以後、様々なコンクール、コンテストに参加。朝鮮の名曲を自由曲に選び、各賞を受賞してきたが、都アンサンブルコンテストに推薦されるのは初めて。
今回のコンテストでは、「稲刈りの歌」を演奏。審査員らは、「音がやわらかく表現力が豊富」「毎年、自国の曲を選ぶ朝鮮大学校の学生たちの姿勢を、日本の学生たちも見習うべきだ」と評価していた。