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南当局はロシア製兵器購入を中止せよ/朝鮮中央通信が論評


 15日発朝鮮中央通信は、南朝鮮当局が最近、ロシア国防省の高位人物を南朝鮮に招き、近代的な攻撃兵器など尖端兵器生産及び運営技術の提供を受けるための討議を行ったことと関連し、次のように論評した。

 南当局が米国からミサイルなどの兵器を購入する一方で、合同軍事演習を絶え間なく行い、すでに米日間の軍事的結託が強化され朝鮮半島の緊張がいっそう増えている時、ロシアからも兵器を購入して武装強化を図ろうとするのは、戦争熱に浮かされた南朝鮮執権者の姿を如実に示している。

 南当局が政治経済的破局に直面しつつも、連日戦争演習に固執するのはわれわれに反対するものであり、米国製ばかりかロシア製兵器まで導入して武装することが、われわれに標準を合わせたものということは周知の事実である。

 このような状況で、南朝鮮に対する兵器提供が第3国に反対するものではないと言うのは愚かな言動である。

 完全な平和でなく不安定な停戦状態が持続する朝鮮半島の政治軍事情勢下において、外部からの武器搬入が単純な商取引ではなく、戦争勃発とその拡大に結び付く危険を含んだ重大な政治軍事的敵対行為であることについて、われわれはすでに再三にわたって警告してきた。

 にもかかわらず南当局が無謀な武力増強策動を引き続き推進すれば、それはすなわち破滅の道に向かう以外の何ものでもない。

 朝鮮半島とアジアの平和と安定を威嚇し、国の統一偉業に障害をもたらす者の無分別な戦争策動と軍拡政策を時代と歴史は決して許さないだろう。(朝鮮通信)