北と南、海外青年学生会談で採択された共同決議文(要旨)
13日に行われた北と南、海外青年学生会談で採択された共同決議文は要旨次のとおり。
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全民族が和合し大団結すれば、それは即ち祖国統一である。
青年学生たちは南北連席会議50周年を迎える今年、民族の和合と大団結を必ず達成し、祖国統一の決定的局面を切り開くために、青春のすべてを捧げる決意に満ちあふれている。
今年は、青年学生らが6・10板門店会談の実現のためにたたかってから10年、6・12板門店会談の実現のためにたたかってから5年にあたる。反統一勢力の策動により1回も実現できなかったが、今年こそ必ず実現すると信じた青年学生の期待が、再び10年前と5年前のように押さえつけられている。それも「国民の政府」を自称する現南朝鮮当局のために。
しかし民族の和解と大団結を志向する青年学生の強い意志をくじくことはできず、われわれは6・13会談を実現させたことを7000万同胞に宣言しながら、その決意を明らかにする。
1、北と南、海外の青年学生は、北の歴史文化遺跡共同踏査と共同学術討論会を必ず実現させるだろう。檀君民族の子孫であることを誇りに思う青年学生は、先祖の足跡が刻まれた歴史遺跡などを訪ねて共同踏査と共同学術討論会を必ず実現させ、先祖の知恵と魂を受け継ぎ、民族の和解と大団結で祖国統一の活路を切り開くだろう。
2、北と南、海外の青年学生は、汎青学連(祖国統一汎民族青年学生連合)統一サッカー大会を必ず実現させるだろう。われわれは今年に統一サッカー大会を実現させることで、統一第1世代の闘志と姿を示すだろう。若さを誇るわが青年学生は、蹴った統一サッカーボールで分裂のコンクリート障壁に必ず風穴をあけるだろう。
3、北と南、海外の青年学生は、民族の和合と大団結を実現するためのたたかいでつねに先頭に立つだろう。
4、北と南、海外の青年学生は、民族の和合と大団結を妨げるすべての障害物を青春の力強い拳、団結の力で崩すだろう。現在、南朝鮮当局者は、表と裏では違う顔を使っている。表では大学生間の交流を「法的手続きに基づき承認」するとしながら、裏では「韓国大学総学生会連合(韓総連)」や汎青学連が行おうとする交流は承認しないという巧妙な術策を弄している。一体、南で「韓総連」にも加盟していない大学がどうして北の大学と何かを行うことができようか。また、北のどこに汎青学連に属していない大学があろうか。われわれは自らの手で、「国家保安法」も「国家安全企画部」もなくし、わが青年学生の自主的交流をさらに活性化させるだろう。(朝鮮通信)