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共和国赤十字会、在朝日本人女性の故郷訪問問題で談話


 共和国赤十字会中央委員会スポークスマンは7日、日本側が在朝日本人女性の第3次故郷訪問事業に人為的難関を引き続き作り出していることと関連し、談話で次のように非難した。

 朝鮮労働党と共和国政府の人道主義的措置に従い、朝・日両国赤十字団体間の合意によって、昨年11月から2回にわたり、在朝日本人女性の故郷訪問が行われた。

 これは、在朝日本人女性らが高齢に達しており、父母や親戚に会いたいとの願いを叶えようとする党と政府の幅広い政治、仁徳政治の結果であり、両国赤十字団体が崇高な人道主義精神を発揮した結実である。

 しかし、日本側の非人道主義的措置により、良いスタートを切ったこの事業は相応の水準で進んでおらず、第3次故郷訪問事業を計画通りに行えずにいる。

 日本側は「国籍離脱者」問題を持ち出し、故郷訪問事業に人為的難関を引き続き作り出している。

 また、第2次で訪問した在朝日本人女性に対し、正体不明者を前面に立てて人格を冒とくさせたり、彼女たちの発言内容をもって、「型にはまった言い方をする」などとうそぶいた。さらに、在朝日本人女性らが共和国に移り住む際に人道主義的な世話を受け、今も助けを受けている総聯中央を訪問したいという切実な心情からも目を背けた。

 日本側のこのような無分別な行為に憤激した在朝日本人女性らは、自らの故郷訪問申請を取り消し、日本側がこの問題と関連して立場と姿勢を明確にするよう強く求めている。

 在朝日本人女性の故郷訪問事業を赤十字の人道主義精神と朝・日両国赤十字団体間の合意に基づき続けることは、共和国の一貫した立場である。共和国は、事業が崇高な人道主義精神から進むよう、日本側が必要な措置を講じなければならないと認め、今後も彼らの態度を注視するであろう。