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ソウルで「韓国大学総学生会連合」第6期出帆式


 南朝鮮の「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)第6期出帆式が5月29日、ソウル大で行われ、約3000人の学生が参加した。

 「韓総連」は当初、開催日を5月30〜31日、会場を漢陽大(ソウル市)と発表していたが、警察が参加者全員を「国家保安法」違反容疑で逮捕すると弾圧の姿勢を見せたため、予定を急きょ変更した。

 出帆式では「第6期出帆宣言文」が発表され、「『国民』の生存権を弾圧する現『政権』に憤りを覚える」と指摘。「韓総連」は今後も自主、民主、統一を目指してたたかうと宣言した。また、金融危機の責任者である金泳三の処罰や軍備縮小による経済再生などを強く求めた。

 「韓総連」はこれに先立ち5月22日、地域総学生会単位で第6期代議員選挙を実施し、臨時議長を務めてきた嶺南大(慶尚北道慶山市)総学生会の孫ラ赫会長を第6期議長に選出した。選挙は当初、4月10〜12日に嶺南大で行われる予定だったが、警察の源泉封鎖により開催不可能となったため、パソコン通信による投票という異例の形での実施となった。

 一方、警察は5月31日、代議員選挙に参加した「韓総連」の代議員675人全員を保安法の「利敵団体加入罪」違反容疑で逮捕する方針を発表した。