岡山朝鮮初中運営支援のチャリティーゴルフコンペ

　岡山朝鮮初中級学校の運営を支援するための第１５回教育会チャリティーゴルフコンペが５月１８日、岡山県備前市内のクリスタルリンクス・ゴルフクラブで行われ、２４０余人が参加した。

　同コンペは岡山市地域の青年商工人有志団体である朝友会が中心となり、備前地域の朝備会、備作地域の金剛会が協力して３団体で主催し、県ゴルフ協会が後援したもの。３団体の役員の多くは県青商会の役員、会員で占められている。

　折からの不況にも関わらずコンペには、１５５口の同胞企業・個人と日本の関連業界などから多額のチャリティー協賛金が寄せられ、会場となったクラブからも高額の協賛金が主催者側に贈られた。

　また参加者の中には未組織の同胞や日本人も多く、朝鮮学校の助成金増額運動への支持を訴える一つの契機になった。

　プレー後の表彰式では兵庫朝鮮歌舞団の公演も披露され喝采を浴びた。

　美作地域商工会の馬福龍会長は「早朝からみな顔を揃え、受付などを務めている青年商工人らの姿を見て、彼らの情熱を感じた。若い商工人のパワーは頼もしい」と語っていた。