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童画と彫刻の世界―朴民宜、李赫 2人展/15日から東京・神楽坂で


 「童画と彫刻の世界―朴民宜、李赫 2人展」が15日から東京・神楽坂のセッションハウス・ガーデンで開かれている。

 「さんねん峠」や「あおがえる」など朝鮮民話の絵本で知られる童画作家の朴さん、ブロンズを主体とする具象的な人物像をはじめ、映画美術などでも活躍する彫刻家の李さん夫妻が初めて開く2人展には、最近新たに始めたシルクスクリーンを含む朴さんの作品およそ50点と、「歳月」や「待つ人たち」などの代表作から最近作までの李さんの彫刻およそ20点が展示されている。

 童画と彫刻――表現のジャンルは違うが、在日同胞2世としての「血」が流れていると評されることの多い二人の作品。温かでカラフルな色彩の朴さんの童画と、静かだが見つめていると語りかけてくるようなたたずまいの李さんの彫刻が、共鳴し合って一つの世界を作り上げている。24日まで。

 【問い合わせ】セッションハウス・ガーデン TEL 03−3266−0461