ニュースフラッシュ
建国５０周年記念勲章を制定/中央人民委員会政令
「南北単一チーム」報道は虚偽/労働新聞、KBSを非難
朝鮮半島緊張の原因は米に/駐南米大使発言で労働新聞
「韓総連」幹部４１１人を逮捕へ/南検察、保安法を適用
逮捕された労働者ら釈放を/民主労総がデモ、集会
水害支援長野県の会などが訪朝
建国５０周年記念勲章を制定/中央人民委員会政令
共和国中央人民委員会６日付政令によると、金日成主席の建国業績を末永く輝かせ、共和国が歩んだ勝利と栄光の５０年を永遠に記念するため、共和国創建５０周年記念勲章を制定し、その授与規定とデザインを承認した。（朝鮮通信）
労働新聞１５日付は論評で、南朝鮮のＫＢＳ放送が、アジア５ヵ国によるボクシング競技に南北が単一チームを組んで参加し、また平壌で「南北共同写真展示会」を開くことで南北が最終合意したなどと虚偽報道をしたことについて、共和国は南とそのような問題で合意したことも、彼らを招請したこともないと非難した。
論評は、南のマスコミは、南北間で交流・協力が進んでいるかのような印象を作り出して自らの評判を上げようとする現当局者の企みに乗らず、真実を報道して南北間の和解と協力を助けるべきだと指摘した。（朝鮮通信）
１４日発朝鮮中央通信は、ボスワース駐南朝鮮米大使が１２日に南朝鮮退役軍人の前で講演し、「北が依然として敵対的な緊張状態を維持している」と述べたことについて論評した。
論評は、朝鮮半島の緊張状態の原因は米軍の南朝鮮占領と軍備増強、対共和国戦争演習にあり、これが朝米基本合意文の精神にも、朝鮮半島の平和保障のための４者会談の目的にも合致しないことを、同大使が知らないはずはないと非難。発言は時代錯誤の対朝鮮政策を捨てず、南朝鮮に対する植民地支配を維持する本心を露にしたものだと指摘した。（朝鮮通信）
南朝鮮検察は１３日、公安事犯合同捜査本部第１９回実務会議を開き、「韓国大学総学生会連合」（「韓総連」）の第６期代議員資格を持つ５０の大学の総学生会幹部４１１人を、「国家保安法」上の「利敵団体加入罪」を適用して逮捕すると決定した。大学が「韓総連」を脱退しても、総学生会が代議員大会に参加したり、会費を納めていれば、再加入したと見なすという。また、「韓総連」の行事への参加自体を「不法」とし、個人的に参加した学生も「反国家団体活動同調罪」で全員処罰し、２０日頃に開催予定の「韓総連」第６期代議員大会も「不法集会」として再び源泉封鎖すると発表した。
一方、ソウル大で開催予定のソウル地域大学総学生会連合（ソ総連）代議員大会に対しても「不法集会」として源泉封鎖する構えを見せている。
南朝鮮の全国民主労働組合総連盟（民主労総）は１３日、１日の労働者デモ弾圧に抗議する集会をソウル地検前で開き、逮捕された労働者や大学生を即時釈放し、不当労働行為を行う悪質な企業主を厳罰に処するよう、検察と警察に訴えた。
また、民主労総傘下で業界最大労組の全国金属産業労働組合連盟も同日、ソウルの明洞聖堂で会見し、整理解雇制撤廃など６項目の雇用安定策を金大中「政権」に要求した。
「朝鮮大水害被災者を支援する長野県の会」代表団（団長＝清水勇・日朝長野県民会議会長）が１３日、オーストリア・朝鮮関係促進協会代表団（団長＝チャワディル書記長）と中国建築学界代表団が１２日、平壌に到着した。（朝鮮通信）