日朝国交正常化促進国民フォーラム/首相に要請文
日朝国交正常化促進国民フォーラム(代表委員=鈴木二郎・東京都立大学名誉教授、三木睦子・元首相夫人)が東京・永田町の衆議院第一議員会館会議室で12日行われ、北海道、秋田、福島、神奈川、静岡、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、沖縄をはじめ各都道府県の日朝友好団体の代表らが参加した。
主催者を代表して鈴木代表委員があいさつし、続いて、総聯中央の呉亨鎮副議長と朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会の槙枝元文議長が来賓のあいさつをした。
フォーラムでは、「日朝国交正常化を即時実現することを求める」と題して伊藤成彦・中央大学教授が問題提起をしたほか、18の地方代表らが運動での経験を交流した。
また同日、フォーラムでは橋本首相に送る共和国との国交正常化の早期実現を求める要請文が参加者一同の名で採択され、鈴木代表委員、吉田康彦・埼玉大学教授、日朝友好親善広島県民会議の横原由紀夫事務局長らが、清水澄子参院議員とともに内閣官房を訪ね要請文を伝えた。
鈴木代表委員は要請の際、前提条件なしに日朝国交正常化すると先に言ったのは日本だとしながら、国交を正常化した後に一連の問題を解いていくべきだと強調した。