民族大団結5大方針貫徹へ/東京で在日本朝鮮人中央集会
金正日総書記が南北連席会議50周年記念中央研究討論会に送った4月18日付書簡「全民族が大団結し、祖国の自主的平和統一を達成しよう」で明らかにした民族大団結5大方針を支持貫徹する在日本朝鮮人中央集会が12日、東京・白山の朝鮮出版会館で行われ、総聯中央の徐萬述副議長をはじめ、総聯活動家と多くの在日同胞が参加した。集会では徐副議長が報告し、総聯と在日同胞が総書記の回りに固く団結し、5大方針貫徹に進まなければならないと強調した。
徐副議長は報告で、総書記の書簡は金日成主席の民族大団結思想を現情勢の要求に沿ってより深化発展させた歴史的文献であり、現時期に民族大団結を実現させるうえで提起される問題に全面的な科学的解答を与えたと指摘。昨年8月4日に「偉大な領袖金日成同志の祖国統一遺訓を徹底的に貫徹しよう」を発表したのに続き、再び民族大団結の綱領を明らかにしたのは、全民族に祖国統一偉業の輝かしい展望を開く民族史的功績になると語った。
そして、半世紀もの民族分裂の歴史を終わらせ、民族の団合と統一を実現させるためには、北と南、海外の全民族が愛国愛族と祖国統一の旗の下、民族自主の原則に基づいて大団結しなければならないと強調。南朝鮮の現当局者は真に愛国の道を歩むならば、前任者の外勢依存の政治方式を踏襲せず、反北対決から連北和解に政策を転換すべきだと指摘した。
徐副議長はまた、5大方針を貫徹して統一を早めることは総聯と在日同胞の使命であり任務だと述べ、民族大団結実現における課題にも言及。総書記の書簡を総聯はもちろん、民団や中立系をはじめ各界各層の在日同胞、南朝鮮人民、海外同胞に積極的に広めることに情熱と力を注がなければならないと強調した。
この後、総聯東京都本部の趙纒副委員長、商工連の金甲鎭理事長、女性同盟中央の金一順委員長、朝青中央の朴久好委員長が討論し、各組織で5大方針を貫徹するたたかいを力強く行っていく決意を表明した。