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ニュースフラッシュ

米外交官僚の東アジア歴訪を非難/民主朝鮮
金泳三「政権」の元副総理に逮捕状/金融危機で南検察
ロシア科学技術代表団などが訪朝
訪朝のザンビア外相一行と会見/朴副主席
南「国防相」の「北の脅威」発言非難/朝鮮中央通信
アジア侵略賛美の映画上映を非難/労働新聞


米外交官僚の東アジア歴訪を非難/民主朝鮮

 民主朝鮮8日付は論評で、米政府の高位外交官僚が東アジア各国を訪れて朝鮮半島問題について論議したことについて、次のように非難した。

 朝鮮が南北に分裂した原因は、南朝鮮に対する米国の軍事占領にある。朝鮮半島問題をうんぬんするのは、朝鮮半島の統一と平和を阻む張本人である自らの正体を隠し、侵略を実現するためだ。真に朝鮮半島問題の解決に関心があるのなら、駐南米軍撤収の英断を下すべきだ。 (朝鮮通信)

 

金泳三「政権」の元副総理に逮捕状/金融危機で南検察

 通貨・金融危機に対する金泳三前「政権」の刑事責任を追及している南朝鮮検察は7日、職務遺棄・職権乱用の容疑で、姜慶植・元副総理兼財政経済院長官の逮捕状をソウル地裁に請求した。昨年10、11月に「韓国銀行」から国際通貨基金(IMF)への融資申請の必要性を指摘されながらも、金泳三に報告しなかったほか、高校時代の同窓生が経営する百貨店への銀行融資に介入した疑惑も指摘されている。

 

ロシア科学技術代表団などが訪朝

 ロシア政府科学技術代表団(団長=チェレシェンコ科学技術次官)、パキスタン連合党代表団(団長=ジャリファール・パキスタン・イスラム教連盟中央執行委員会委員)、日本・北太平洋地域研究センター代表団(団長=森本正夫副会長)が5日、愛知県豊明市議会議員代表団(団長=野村秀雄市議会議長)と岡山県日朝友好親善代表団(団長=原寿男・自民党県議員団団長)が4月30日、平壌に到着した。(朝鮮通信)

 

訪朝のザンビア外相一行と会見/朴副主席

 朴成哲副主席は4日、2日に訪朝したワルビタ・ザンビア外相一行と平壌の万寿台議事堂で会見した。3日には金永南副総理兼外交部長と同外相との会談が万寿台議事堂で行われ、2日には共和国政府主催の歓迎宴が催された。 (朝鮮通信)

 

南「国防相」の「北の脅威」発言非難/朝鮮中央通信

 4日発朝鮮中央通信は論評で、南朝鮮の千容宅「国防部長官」が4月29日の軍部会議で「南北会談の決裂で北の脅威が増大している」と喧伝したことについて、次のように非難した。

 朝鮮半島における現実的な軍事的脅威は南から来ている。南は財政難の中でも軍備を増強し、大規模な戦争演習を続けている。朝鮮半島の平和保障のための4者会談の裏で進む敵対行為は、戦争の脅威がどこから来ているのかを示している。彼らが「対話」をうんぬんしながら会談に応じたのは、南北の和解と信頼、関係改善のためではなく、不純な政治問題を前提に掲げて対話を決裂させ、それを口実に南北関係を激化させるのが目的だったことは明白だ。(朝鮮通信)

 

アジア侵略賛美の映画上映を非難/労働新聞

 労働新聞4日付は論評で、第2次世界大戦後、国際法廷の判決によりA級戦犯として処刑された東条英機を「彼こそが日本民族の誇りを守った」と賛美し、日本のアジア侵略をわい曲して描いた映画「プライド」が、今月23日から日本で全国上映されることについて、次のように非難した。

 駐米日本大使は先頃、日本の大虐殺を公然と否定する発言をしたが、過去の罪に対する反省がまったくないこれらの行為は、世界人民の激しい憤りを買っている。映画という宣伝手段を使ってまで、過去に対する「プライド」を人々に植え付けようとするのは、軍国主義復活と再侵略が重大な段階に至ったことの実証となる。 (朝鮮通信)